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ヘルスケア・ハッカソン in 宮城県丸森町!

2016-07-16(土)12:00 - 2016-07-17(日)14:00 JST

宮城県丸森町あぶくま荘他(初日集合場所:電車利用の方→丸森駅, 直接来場の方→丸森町役場隣, まちづくりセンター)

宮城県丸森町

詳細

おなかハッカソンは、延べ80名以上の参加を頂き好評を得ました。2016年夏、「地域医療」と「遠隔医療」をテーマに、「ヘルスケア・ハッカソン in 宮城県丸森町」を開催します!

【東北と東京のチームが合同開催!】
東北を中心に活動している「おなかハッカソンチーム」と、東京を軸に活動している「ヘルスケア・ハッカソンチーム」のコラボレーションです。全国でも珍しい「地域医療を遠隔医療」をテーマにしたハッカソンです

【なぜ「地域医療 x 遠隔医療」なのか?】
自分の身近なところにある医療」としてみた地域医療。利用者視点では、時間や距離の制約がある場合があります。また老々介護や、寝たきりの家族の対応など、患者を取り巻く医療環境も多種多様です。医療サイドとしては、限られた医師の数で、地域ニーズに合わせた対応に苦慮する地域も多々あります。

その様ななか、2015年8月厚生労働省により「遠隔医療」が解禁されました。現時点では再診のみの対応とされていますが、今後適応の拡大の可能性も言われています。ITなどを駆使して、時間と距離を縮めたり、新しい医療や体をメンテナンスする可能性が広がってきています。

【なぜ宮城県丸森町が舞台なのか?】
宮城県南にある丸森町は、震災の影響を受けるなど少子高齢化が猛スピードで進んでいます。10ー20年後の日本各所で起こるであろう問題が一気に押し寄せています。しかし丸森病院を中心に医療環境が整備されており、町民ヒアリングにおいても医療満足度が高く、長い歴史の中で行政と二人三脚で行ってきたことがうかがわれます。近年、地域住民や行政を中心にイノベーションの創出や、若者世代の活性化を積極的に行っています。最近はドローン・イノベーション応援宣言を宣言したりなど、未来への可能性を秘めた事業を積極的にサポートしている先鋭的な町です。

【当日はフィールドワーク、ドローン体験も!】
ハッカソン当日は、丸森町のフィールドワークドローン体験など、医療系イベントではとても珍しい企画もあります。丸森病院をはじめとした地域医療関係、医療系アプリ開発、そしてグロービス大学院講師らによる講義も行います。

【東北で地域医療が盛り上がってきています!】
東北若手医師ネットワーク、コーチレジ立役者も参加!東北大学「コンダクター型総合診療医」養成プログラムも強力バックアップ!

特に震災後、東北地方には地域医療に興味を持つ医師が他県からもどんどん集まってきており、盛り上がりをみせています。固定観念を飛び越えた、地域住民に寄り添える仕組みの創出、地域発信型の臨床研究など、ワクワクするような取り組みも始まっています。同時に、高知県の臨床研修医を10年で倍増させた精鋭集団「コーチレジ」の立役者、多方面でご活躍中の先生方が多数参加されます。

【医療を超えたメンバーが特徴です】
このハッカソンは、震災復興、未来型医療開発における国内有数の研究所「東北大学 東北メディカル・メガバンク機構」の後援を始め、IT、地域創出、経済・経営の方々のご協力を得ていることが特徴です。東北ITの中心役「東北デベロッパーズコミュニティ」、東北を中心に「志」を軸に創業支援を行い、震災後多数の起業家を生み出した「MAKOTO」、そして丸森ドローンフィールドのメンバーがプロボノとして運営に関わっています。講師に、グロービス経営大学院の講師の方々をお呼びし、生み出されたアイディアを具現化するサポートアドバイスも受けることができます。

【医療と関係のない方、プログラミングができなくてもOK】
医療者は普段あまり関わりがない方々と同じテーブルで意見交換が可能になり、新しい発見が多々あると考えます。一方、全く医療に関係のない職種の方の目線もとても大切だと考えています。尚、プログラミング経験がない方でも大歓迎です。

【新しいヘルスケア・イノベーションを是非ご一緒に!】
医療関係者を中心に語られてきた「職種連携」を超えて、IT、地域住民、コミュニティーデザイン、社会経済・経営など多彩なバックグラウンドをもった方々と「職種連携」によるヘルスケア・イノベーションを目指します。初夏の心地よい風とともに、東北の地でワクワク感を一緒に感じませんか。

【講師紹介】
大友 正隆 氏 丸森町国民健康保険丸森病院院長
内科学全般・消化器病学及び糖尿病学を中心に地域医療に従事している。祖父母の介護・在宅看取りの経験から臨床医を志し、自治医科大学に進学。東北大学医学部勤務を経て平成6年丸森病院内科に赴任。平成18年より院長として、高齢者医療・在宅医療を中心に活動している。若手医師の教育を行い、丸森町での総合医の養成を目指している。

山中 礼二 氏 グロービス経営大学院教員
ヘルスケア・ベンチャー、ファイナンスに精通。ハーバード大学MBA取得。冷静な観察眼と分析力、一方で熱い思いを持った絶妙なバランス感に多くの東北ソーシャル・ベンチャーに関わる人達は信頼を寄せている。2015年から、一般財団法人KIBOWのインパクト・インベストメント・チームのディレクターとして、社会起業家への投資を行っている。

高原 康次 氏 グロービス経営大学院教員
クリティカル・シンキング、社会起業が専門。プロフェッショナル向けコーチングや宮城県山元町の農業生産法人GRAマネジメント・アドバイザー、理事を務める。地域で活動する高校生を支援する一般社団法人全国FROM PROJECT常務理事など、人材育成にも精通。

共催
東北大学「コンダクター型総合診療医」養成プログラム
ヘルスケア・ハッカソン
東北若手医師ネットワークTWIN

後援
宮城県丸森町
宮城県
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
一般社団法人MAKOTO
丸森ドローンフィールド
東北デベロッパーズコミュニティ
おなかハッカー

協賛
ケアネット
NECネットイノベーション
コカ・コーライーストジャパン株式会社
竜興化学工業株式会社
フロンテックPRO株式会社
シビレ株式会社
毎日発條株式会社

ロゴ

スタッフ:
【東北チーム】
田中 由佳里
東北大学東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門助教。日本消化器病学会、消化器内視鏡学会専門医、日本プライマリ・ケア学会指導医。米国消化器病学会や東北大学総長賞など受賞経験あり。機能性消化管疾患を専門として、ストレスと消化器症状について研究。人知れずおなかの症状で困っている方々に正しい情報を伝える「おなかハッカー」サイト運営や、それらの啓蒙や、症状で苦しむ人達のニーズに寄り添った「おなかハッカソン」を主催。学生時代より地域医療活動も行っており、ITを用いた地域医療負担軽減、時間・アクセス距離問題解決を目指す。

佐藤 悠人
一般社団法人MAKOTO アソシエイト。志をもって事業を行う東北地方の起業家を支援。宮城県丸森町をはじめ、地方自治体と連携した地域起業家の支援事業を担当。事業計画立案や資金調達のサポート、他企業とのビジネスマッチングなど個々の起業家の経営支援に加え、効果的な支援のためのツール開発を行う。

高野 裕之
公共土木インフラ工事の施工管理会社をメインに、映像制作などのクリエイティブ事業や就活動画アプリ事業などを経営している。丸森町では丸森ドローンフィールドでドローンパイロット育成事業と、空き家・店舗にコンテンツを入れエリアの価値を高めるリノベーションまちづくり事業を進めている。一般社団法人ミニサーベイヤーコンソーシアム理事 宮城県地域部会長。

小泉勝志郎
株式会社テセラクト代表取締役。東北IT界の先導役的存在。震災における地域復興を目的に「渚の妖精ぎばさちゃん」を生み出し、人気上昇中。ITコミュニティ活動で東北でも有数のイベント主催数を誇る。大学や企業での講師等のITの教育を始め、アプリ制作、そしてITを介して多業種連携、そしてグルメ、音楽・映画など得意分野は幅広い。東北が誇るIT界のアントレプレナーでもある。

志伯 武彦
グレープシティ株式会社 ツール事業部 システムエンジニア。プログラム、データベース、クラウドサービスで社内システムを構築運用。エンジニア業の傍ら、おなかハッカソンを含め地域イベントに多数参画し自らも企画するなど、まちづくりや地域の発展に貢献するべく活動中。

田中 淳一
東北大学病院総合地域医療教育支援部助教。日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本プライマリ・ケア学会認定医・指導医。現在は大学での総合診療外来の傍らで、総合診療医養成、また地域医療、医学教育を中心に研究・教育を行っている。大学からだけではなく、地域から何かおもしろいことを発信できる場つくりを目指すべく活動中。

佐々木 隆徳
みちのく総合診療医学センター副センター長,(公財)宮城厚生協会坂総合病院救急科科長。「診れないとは言わない」をモットーに,家庭医療や総合診療,医学教育に関心を持ちながら研修医と毎日奮闘している。東北地方は組織を越えた医師同士の交流が少ないと感じており,2012年から「東北若手医師ネットワーク」という任意団体を発足し,東北各地の若手医師とともに交流を兼ねた学習企画を不定期開催している。

    
【東京チーム】
古川 由己
Healthcare Hackathonを2014年3月に構想、企画運営。東京大学i.school1期生、事業立ち上げを経て名古屋市立大学医学部在学中。滋賀医科大学iKODEプログラムにも参画。医療が病院完結型から地域完結型に移行するために必要な、医療専門家と他分野の専門家の協働文化の実現を目指してヘルスケアハッカソンを運営している。

石井 洋介
医師・ヘルスケアハッカソンパートナー。医療をもっと面白くをモットーに、研修医時代にコーチレジを立ち上げ、及びRyomabase立ち上げに参画、勝手に地域医療研修のプロモーション活動を行う。外科医業務の傍ら、日本うんこ学会及び大腸癌啓発ゲームうんコレ開発を行い、勝手に大腸癌検診のプロモーションを行う。第1回ヘルスケアハッカソンから企画運営に参画。現在、医療政策に従事する。

鈴木 裕介
日本内科学会認定内科医、高知医療再生機構 企画広報戦略室長、RYOMA BASE代表。高知県の医療をブランディング・プロモーションするという活動を通して、高知県の医師増加に貢献。高知県庁内の高知医療再生機構にて企画広報戦略に従事。同時に、医療および周辺領域の様々なプレイヤーが有機的につながれる未来を目指しコワーキングスペース RYOMA BASEを主催し、高知・東京にて展開

木野瀬友人
株式会社エクストーン取締役、株式会社ニワンゴ取締役 慶應義塾大学総合政策学部卒。大学時代からソフトウェアベンチャーに勤務しながらネットワークと人工知能とセキュリティを研究。ニコニコ動画をはじめ多くのコミュニティデザインを担当。医療業界、ネット業界、コンテンツ業界とともに次世代の事業創造に向けて活動中。

コミュニティについて

おなかハッカソン、地域医療ハッカソン

おなかハッカソン、地域医療ハッカソン

「おなかが弱い」心当たりのある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。自分は大丈夫だけど、家族や友人、会社の同僚などでいるという方も多いと思います。 月に3回以上お腹を壊しやすい、痛くなりやすい人(過敏性腸症候群、機能性消化管疾患)は全人口の約15%に当たります。私達は分野の研究・臨床を行なっていますが、ストレスや食事など多々要因があるとされるも、画期的な治療法まで至っていません。 し...

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